レース競技にでて、良い結果を出すレベルまでまずは練習することが絶対に必要です。
「参加することに意義がある」というひとがいますが、結果がでなくても、「イベントに参加するだけで楽しい」といってられるのは、せいぜい3回まで。
コース完走すらまともにできず墜落するばかりで、楽しいわけがありません。
挙句の果てには、自分には才能がないと自分で納得してしまい、練習することも意味がないというマインドセットになってしまいます。
出るからには、勝つ。それが、競技に出る意義です。
もし、そうでなくて、酸化してお祭りが楽しいというだけで、何年も続けられるとしたら、強靭なメンタルを持った人だとおもいます。
日本で上級者と呼べる人たちも、だいたい練習100日目で結構、飛ばせるようになっています。
週2回なら最低でも1年かかります。週1回なら2年です。でも、毎日やらないと、練習の効果は持続できないでしょう。
毎日数時間やる人なら、2年目で日本ドローンレースならのベストテンに入れると思います。
でも、みんな、そうなっていません。毎日数時間はやらないからです。
日本においては、才能よりも努力で結果が出るレベルの人しか、まだ存在していないと思います。
つまり、やっただけうまくなる。うまくないのは練習を大量にこなすモチベーションを維持できてないだけです。
いずれ、海外の人気パイロットのような魅力的なパイロットが出てきてほしいです。
不思議なことに、日本には、見てあこがれるようなパイロットは、私にはいません。
アメリカやオーストラリアの地域レベルのアマチュアレーサーのほうがよっぽど速いです。
操縦テクニックは、ドライビングテクニックと同じです。
でも、乗用車しか運転しない人には、限界まで攻めることは想像すらできないかもしれません。
テレビでモータースポーツを見ても、何もわかりません。
少なくとも、原付スクーターで峠道のワインディングをどうすれば、安全に走れるのか、重心とタイヤグリップと旋回性の関係を体でつかむことはしておいたほうが良いと思います。
★加速とコーナーワークの慣性を味方にするためのコースライン。
★その理想のラインをトレースするための重心とタイヤ加重とタイヤグリップのコントロール。
★体で覚える、体が覚えることの重要性
ドローンレースだけが、特殊なセオリーがあるのではなく、平面か空間かの違いこそあれ、最速セオリーは同じだと思います。
地面と空中、エンジンとモーター、ハンドルと送信機はそれぞれ対になっていると考えてよいと思います。
★どうしてバイクはハンドルを切っても曲がれないのか、
★ブレーキは減速のためではなく、前後の加重バランスと重心の積極的な移動にしようするということ
コミックとアニメのイニシャルDの動画をYoutubeでみることをおすすめします。
主人公の峠の走り屋、匠がどのように、練習して上達したのか、その話は実在する日本のトッププロドライバーのエピソードにも、基づいています。
最速であるために一つのコーナーでどれだけのセオリーと技術を駆使しているのかを、漫画から想像して、できるだけ理解してください。
ドローンレースの機体を最速で飛ばすのに役に立つと思います。
イニシャルDの名シーンのいくつかを、操縦テクニックと操縦のマインドセットの観点から、かみ砕いて説明をする記事を書こうと思います。