ハンダ付けがうまくできない

まとめ


半田がうまくできない事例

半田がくっつかない事例はたくさんあり、道具のせいなのか、技量のせいなのか、原因のヒントを紹介していきます。

 

 

  1. 半田ごてがあったまっていない。
  2. 糸ハンダの溶ける温度に半田ごて温度を設定してしまっている
  3. 糸ハンダの合金の比率がよくない
  4. 安い糸ハンダの中に入っているフラックスが粗悪品
  5. 半田ごての蓄熱容量が足りない
  6. 安物なので温度設定が不正確
  7. 半田ごての表面が熱参加している
  8. 都度クリーニングしない
  9. 40wの半田ごてをつかってる
  10. 携帯用のバッテリ駆動の半田ごてをつかっている
  11. コテ先が細くない
  12. 半田を接着剤のように使おうとしている
  13. 部品の接点が酸化している
  14. つづく





道具をそろえる



普通のハンダは、500円(2-4M)ぐらいで買えます。

 

用途別に、鉛とスズの配合率が異なり。融点がことなり、酸化耐性、作業性などが変わります。

 ラジコンホビー用、電子部品用などと書かれているもので良いと思います。

 

 私は、高いHAKKOのものを、FC周りに使用して、バッテリー端子などの大きなところには、中華製の格安ハンダを仕様しています。品質性能は違う気がします。

 

 

 


ちょっと高級品

メイド・イン・ジャパン。

HAKKOブランド。世界的に知られるメジャー。

品質が高く、作業性、耐久性がちがいます。


格安・普及品

HAKKO程ではないが、日本製の割安なもの、また、通販で買える中国製の激安タイプもあります。

 


フラックス

普通の銅線や基盤に使うフラックス(ヤニ)です。

 


マニキュアのハケ付きの液状タイプが便利です。

 


固形のペーストタイプもあります。コテ先をズボッと突っ込んで使います。

 


意外と重要視していない初心者が多い大事なものです。

コテ先をクリーニングするコテ先クリーナー?

 コテは、400度で電源オン状態で待機させていると、表面が参加して、黒くなってきます。

 

 クリーニングすると、銀色のハンダのきれいな色になります。先が参加すると、クリーナーでこすって、参加面を落とさないと、ハンダが付きません。

 通常、20秒に1回はクリーニングしながら、ハンダ付を行います。

 

 


ハンダゴテ

  • コテ温度 350-400度に設定。
  • 温度調整ダイヤルがあるものがおすすめです。
  • ただし、ハンダの融点は200度前後ですので、この設定値は、あくまでも、短時間で基盤とハンダを熱するためです。
  • 実際、ハンダを載せて、配線に熱を加えると、一般的なハンダゴテは、温度が下がりすぎてしまうことが多いです。
  • コテは60W以上。一番安い30Wだと、熱量が足りないかもしれません。下がったときに復帰するのに時間がかかります。

  • HAKKOというメーカーが世界のブランドとして有名です。
  • 数千円以下のコテにコンセントが付いている程度のものと、プロ向きの別体の温度管理するステーション型の2種類があります。

高級なステーション型は、温度管理がきめ細かく、コテ先の温度がハンダ付でも下がりにくいです。

特に、使わないときの置き場所では、温度を下げて待機状態にして、コテ先の酸化が進まないように管理されます。

 


  • レースの現場でつかう、XT60端子で4セルバッテリーで使えるハンダゴテもあります。