ハンダ付けの手順 完全版

まとめ

ハンダ付けの手順

見よう見まねでやってる人のハンダ付けは、60%レベル

くっ付いた、外れない、電気が流れるだけなら80%

100%を目指すなら、150%を心がける必要がある

レース機には、ありとあらゆるノウハウが注ぎ込まれる必要がある

 


ハンダの手順と設定

実際のハンダの手順をごく簡単に紹介すると、

 

 

  1. 半田でつなげる部品の配線の長さを確認して切る。
  2. 基盤側(または配線の一方)をフレキシブルアームや万力のようなものに挟んで固定する。
  3. 基盤の接点にフラックスを塗る
  4. 部品の接点にフラックスを塗る
  5. 半田ごてを350度程度にして、基盤に接触させて温める。
  6. コテ先をクリーニングして、すぐに、糸ハンダを表面に溶かしてコテ先に塗る
  7. 基盤の接点に色ハンダを1ミリのボールになるように溶かして乗せる。
  8. 部品の接点に糸ハンダを1ミリのボールになるように乗せる
  9. もし、色ハンダがきれいに接点に浸透せずにはじくときは、再度フラックスを塗る。
  10. 最後に、基盤と部品の接点をくっつけて、半田ごてで加熱する。
  11. 両方の接点についていた半田がお互いに溶けて融合したら、息を吹きかけて冷却する。
  12. 完全に冷却したら、手で部品を引っ張り固定したか確認する。

 

以上が、標準レベルの作業手順です。

 

 

 

 

完全をめざすためのハンダ付け道具

 

 フラックスの将来腐食を防ぐためにアルコールでふき取るという正式なやり方もあります。実際は不必要です。

 

 

 

 また、レーシングドローンの機体製作のための耐久性を上げる、トラブルを回避するなどノウハウとしては、さらにいくつか必須ノウハウがありますが、こちらで個別に解説します。

壊れないことを対策するハンダ付けノウハウ

ハンダ付けの手順

見よう見まねでやってる人のハンダ付けは、60%レベル

くっ付いた、外れない、電気が流れるだけなら80%

100%を目指すなら、150%を心がける必要がある

レース機には、ありとあらゆるノウハウが注ぎ込まれる必要がある

 

  1. 半田を上を完全に固定する
  2. 半田を完全に絶縁する
  3. 配線ショート対策
  4. 電気ノイズ対策のキャパシタ
  5. 耐熱シリコンによる被覆の強靭化
  6. 電気ノイズのシャットアウトのための電磁波シールド
  7. チップ用ヒートシンク
  8. 再半田でリフレッシュ
  9. 半田のクラックはみえない
  10. テスターで抵抗確認