高性能ゲームPCの購入ガイド レーシングドローンのシミュレーター用

PCドローンシミュレーターに必要な性能と仕様

まず、PCドローンシミュレーターとは、パソコンでドローンの操縦を体験し、実機に近い操縦の練習が可能なコンピューターグラフィックスのシミュレーションソフトです。

 

 → PCドローンシミュレーター研究

 

 

本格的なドローンシミュレーター練習に対応したパソコン仕様とは

 

 シミュレーターソフトは、3次元の空間をリアルタイムに連続処理しつつ、常に送信機からの操作に対応した動きを瞬時に映像に反映させる必要がありますので、PCを買い替えようという人は、以下の仕様を最低ラインと考えてください。

 

【中解像度でコース練習まで、使えるPCの仕様】

 

  • CPU Intel core i7以上
  • メインメモリ 16GB以上
  • HDD3TB以上の通信速度の速い新しいもの
  • windows  7または10 64bit
  • ノートPCなら最低でもゲームPCとして販売されているもの
  • モニタ画面サイズ 23インチ以上

 

【予算的には】

  • ノートPCで17万円以上が最低ライン
  • デスクトップPCなら12万円が最低ラインです。モニタは24インチで2万円程度以上

 

【注意点】

中解像度でも、コース練習はできる。木の葉っぱの表情や細かな影の質感がない状態。

 

映像的には単調で、素早い挙動に映像がついてこないでカクカクなるのに耐えきれず、1年後には、上位機種に買い替えることになるとおもいます。

 

 

 


パソコンは難しくてよくわからないひとにおススメするゲームPC

ドローンの練習で使用するPCは、超高性能なグラフィック処理やデータ処理が可能なパーツが盛り込まれている、いわゆる【ゲームPC】が必要になります。

 

【家電量販店で普通に買ってはいけない】

 

 一般的な家電量販店で、一番高い価格帯のデスクトップPCが「ゲームPC」クラスです。日本の有名コンピューターメーカー、東芝、富士通、ソニー、パナソニックなどは、そのようなPCは開発も、販売もしていません。

 ブランド名だけで、中身は海外の下請け工場で作った安物です。価格は高いが性能は低いです。

 

 

 

 


【本当のPCブランド】

 

 世界のパソコン産業の中心は台湾、中国で、世界的に有名なPC部品メーカーが、高性能なパソコンで、信頼性と性能を両立したPCを供給しています。

 

パーツが中心のメーカーですが、完成品も販売しているのが世界のトップブランドです。

  • Asus
  • MSI
  • Gigabyte

ノートPCのゲームPCなら20万円以上

 

 しかし、おススメはデスクトプPCの組み立て済みの「組み立てPC」です。

 

日本では、

 

  1. パソコン工房
  2. ドスパラ
  3. マウスコンピューター

などに売っている、組み立て済み完成品のゲームPCを購入してください。

 

 いずれも、秋葉原や大阪の日本橋、名古屋の栄などのマニアックなエリアに店舗があります。

 

 マニアックすぎて近寄りがたい、地方に住んでいて現地までいけない方は、パソコン工房がおすすめです。

 

【パソコン工房】

 

 パソコン工房は全国にロードサイドの店舗をチェーン展開しており、中規模の都市には店舗があります。

 

 20万円前後の高い買い物なので、店頭の専門知識があるスタッフに相談して購入することが可能です。

 

 

 大手家電量販店では、とても、相談できません。知識もなく、欲しい商品とは程遠いものを進めて交わされるリスクがあります。また価格は、パソコン工房の1.5倍ぐらいです。

 

 

 

 

 

 


高解像度で使える上級者が満足できるデスクトップ型ゲームPC

 

【高解像度でコース練習まで、使える上級者向けPCの仕様】

 

  • デスクトップPC
  • CPU Intel core i7以
  • メインメモリ 16GB以上
  • windows  7または10 64bit
  • SSD 500GB以上(HDDではなく)
  • グラフィックカード 最低メモリ3GB以上
  • モニタ画面サイズ 27インチ以上

 

いわゆるゲームPCと呼ばれるもので、本体で15万円程度以上。

 

中古で10万円以上

 

→ 高性能ゲームPCの購入ガイド

 

 

 


低予算で買えるゲームPC

 本体で13万円前後買えます。

これは、家電量販店だと同じくらいの仕様で20万円前後です。

 

完成品ですが、中身はカスタムで組み合わせてあるので、後でより高性能な部品に交換することも可能です。

 

写真は一番普及タイプのミドルタワー型(本体の箱が中くらい)

 

【オーバーヒート対策】

冷却ファンなどが15、18センチ以上の中型のものが、3個以上ついているのが理想です。

 

アマゾンのリンク先には、グラフィックカードの選択肢とメインメモリの選択肢があります。予算に合わせて選んでください。

 

 

 


アマゾンなら実際に買える機種

 マウスコンピューターのブランドPCで、ゲームPCとして高性能なパーツで組んであるものです。

 

 

【初心者向けの中級機】

15万円だと以下の選択肢があります。

 

CPU: Corei5 8400

メモリー: 16 GB

グラフィックチップ:GTX1060

SSD容量: 480 GB

 

これぐらいだと、ゲームPCの中では「初心者向けの中級機」です。これが新規購入する場合の最低ラインで、性能面でも妥協がない状態です。

 

 

 

 

【上級機】

7~10年後も使い続けられるものにするなら、予算21万円です。

 

CPU: Corei7 8700

メモリー: 16 GB

グラフィックチップ: GTX1070

SSD容量: 480 GB

 

 

 

あるいは、さらに投資するなら、上の選択肢を選んでください。


10年後も使えると十分高性能なゲームPC


24インチモニタが格安になってる

2017年頃は24インチがかなり普及型となり2万円以下で購入できるようになりました。

 

ただし、安いものの場合以上の同サイズのモニタは、色や明るさ、見やすさも価格が高い分良くなっているのは間違いないです。3万円台なら高級な液晶や映像部品が使用されています。

 

 


32インチが3万円以下とは、しかも、クーポン割引で25000円程度となっているなら、これでいいんじゃないでしょうか。

 


ヌルヌル動画、高性能でお手頃なのは、これdすね

 動画の素早い動きも、緻密に正確に描写する高速リフレッシュレートのモニタが2018年のゲームモニタでは主流になりつつあります。

 

 ドローンシミュレーターで風景をぐるぐる動かしても、カクカクせず、ヌルヌルっと動くあの感じは、旧世代のモニタでは出せない映像です。

 

モニタの買い替えなら、高速リフレッシュレート 144クラスにするべきです。

 

 


モニタも全部ついて15万円台

アマゾンのリンク先でレビューや説明を見てみてください。

 

UフォレストPC 第8世代 Core i7搭載ゲーミングデスクトップパソコン24インチフルセットモデル【CPU Core i7 8700/メモリ8GB/SSD240GB/HDD1TB/DVDマルチドライブ搭載/GTX1060/OS Windows10pro】 (ブラック[Windows10フルセットモデル)

 

 

15万円台で、フルセットのモデル。Uフォレストという会社の組み立てPCは、よく知らないブランドですが、8GBメモリは、後で追加の買い足しもできるので、これでもいいと思います。

 

一番普及タイプの、上級ミドルクラスの性能です。


新規購入したら、メンテナンスも勉強してください

上記の紹介機種は、購入したら即使用できる状態です。

ネットにつないだら、windows が自動で、定期的なアップデート、バグなどの修正更新もやってくれるものです。

 

windows 10 以降の場合、メンテナンスのアップデートも、ある程度自動で行われているようです。

 

windows7 も自動更新ですが、結構、手動のメンテナンスが必要でした。

 

 あと、PCを強制終了したことで、不調になる場合が多いです。

 具体的には、コンセントの電源を抜いてしまったとかで、起動が異常に遅くなったり、リセットがかかって動かなくなったり。

 

 そういう、PCを診断して、修復するための研究もいずれ記事にしていきます。

 

 

→ PCメンテナンス修理