野里 屋根20200708

動画は360度動画なので、下のYoutubeで見るときに、パソコンのブラウザで見てください。

PCマウスで画面をクリックしてドラッグして動かすと360度ズームや視点移動が可能です。

IPHONEでは、360度の魚眼レンズのような画像になり、まともに見えません。

 

下に、静止画像もあるので、それでも状況確認できます。

 

建物平成11年頃新築 分譲テラスハウスの一部

過去修理歴なし

5棟がコの字型 連棟 南側道路で玄関、東側4M通路、西側砂利駐車場。

日当たり、風通しよい立地。


建物 東側2階屋根 雨の日に地上にスレート1枚が落下。

落下部分の防水シートの破れなどなし。現状、雨漏りなし。

周辺スレートのズレは、左上が5ミリ程度ずれている。他、ずれなし。

固定したビスが負食したのか不明(ビスではなく、固定部周辺のスレートの亀裂で落下した模様)。


 【修理方針】

今後、業者に見積り依頼する。

全面張り替えは原則しない。

10-20万円で落下箇所だけ補修できれば理想的。

高く付きそうなら、複数業者に見積もり依頼して検討することになる。

東側屋根全面でやるとしても30万円程度でできるのではないかと。8平米以下。

 

※ 築20年、今後、10年持てばよい、10年後に屋根全体吹き替えを検討する。

 

 

東側屋根の中央部スレートはがれ落ち

 

 

【屋根全体の外観】

南側、東側はスレートの表面塗装の劣化あり。まだら状のハゲ。

日照時間の影響からか、東側の急勾配と北の面の表面塗装に斑のハゲがある、母材のヒビや割れズレはない。

今回落下したスレートのみ問題がでた。

 

【落下スレート】

落下したスレート破片は母材の劣化はない。

メーカー名が「ニチハ」と記載されている。

スレート材料の劣化状態は、外観、割れ目内部に明らかな劣化はない。

今回の取付部周辺の割れは、固定ビスの周辺になんかかの歪や振動による亀裂進行が原因ではないか。

【連棟の他の建物の屋根】

そもそも、低価格の建物であり、屋根勾配もきつく、劣化しやすい。

連棟の他の家は屋根葺き替え工事をした建物もある。写真、動画に隣の吹き替え工事後の屋根が写っている。

 

【落下原因】

動画画像から、落下したスレート一枚の(おそらく)取付部の上部中央が屋根に残っている。

 

当初、スレート一枚の全体が落下したと思われたが、動画を拡大してよく見ると、落下したスレートの中央上部が逆三角形に残っていることが確認できた。

 

これは、固定部分の周辺スレートが劣化亀裂により割れて落下したものと推測できる。

このスレートは中央だけで固定しているのか???

 

 

この東側スレート屋根の全面が約20年の経年劣化による割れの可能性があるが、現状、費用最小化を優先して、できれば落下部分の補修のみとしたい。

施工上、中央一枚だけは無理であれば、同面の補修とする。

 

 

北側の屋根

全体はズレ、ヒビない。東側と同様、スレート部材の周辺端部の塗装にハゲがある。

西側の屋根

スレートの表面の塗装劣化などほぼない。スレート部材の塗装面にもハゲがない。

この面は吹き替えは必要ない。

 

南側の側面

複雑な構造の屋根であるが、現状、ヒビ、割れ、ズレはない。