アマチュア無線免許が必要な電波帯を使用するFPVのVTXでは、簡単にまとめると5,650-5,850MHzまでの、5705,5740,5800の3CHが使用できます。
※5860MHZは衛生通信に使用されるようで、使用できません。下図を参照。
欧米と比較すると、明らかに狭い帯域での運用を強いられており、ガラパゴス日本の元凶をここにみることができます。
ちなみに、アメリカでは8機同時のレースが行われています。
また、各送信機毎に開局申請をして許可を得る必要があります。
200mw以下の微弱な出力については規制緩和を希望します。
FPVに関する情報
総務省が開示した情報を一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(The Japan Amateur Radio League 略称:JARL)がわかりやすくまとめた資料
※無線局運用規則第258条の2の規定に基づく「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」 (改正、平成26年12月17日付け総務省告示第432号)
1個あたり1300円から3000円ぐらいで販売されている低価格で定番のTS5823などは、単独使用でないと、他のチャンネルにノイズを撒き散らすものが多い。
レースで使用が推奨されるTBSのUNIFY PROやImmersionRCのTRAMPなどは同時に3チャンネル使用しても影響は極少ないので良いとされています。ただし、価格は4000円から8000円程です。
以上、20170909執筆開始