グーグルには、画面の明るさ、色の濃さである彩度が調整できる。
基本は最高と最低の中間値に調整し、あとはカメラで調整して固定する。
明るい晴れの日、暗い曇りの日や夕方には、それぞれ、見やすいようにゴーグルの調整をする。
カメラはレンズの焦点距離で見える範囲、角度(視野角)が決まる。
中低空のフリースタイルなら焦点距離23~25ミリのレンズ。周辺の景色が見やすい視野角で。オブジェクトが遠くから見える。
低空飛行中心のレース仕様うなら21~23ミリ。
広範囲が見えるので、フラッグやゲートの先の状況が見えやすい。
FPVカメラは、明るさ、明暗コントラスト、シャープネスを適切に調整する必要がある。
→ FPVカメラの設定値
※明るすぎると、晴れの日に画面が白飛びして見え無い
※暗すぎると、見えないだけでなく、ゴーグルで明るく補正すると、ノイズでザラザラになる。
コントラスト重視ではっきりと見えるように設定することが多い。
目視飛行からFPVにステップアップするときに、一番大きなハードルが、前方の狭い視野角でしか、景色がみえないこと。
横や後も見えない。目視飛行だと、機体が上下左右を向いていても、前後逆でも、外から見るので操縦できる。
しかし、FPVだと、必ず進行方向に機体の方向と角度を向ける必要がある。
離陸する場合、パイロット、その他の見物人が半径20メートル以内にいないことを確認すること
理想的には、ネットなどの遮蔽物で、万が一、人に向かって暴走しても、安全なように配慮することがのぞましい。
※機体が人に当たると、失明、流血などの人身事故になるので初心者にはものすごく危険です。
※必ず、経験豊富なパイロットに指導をしてもらってください。
【離陸】するには、まず機体を地面に水平に置く必要がある。
【FPVカメラの角度】は、初心者は20-30度の浅い角度にする。
カメラ角度が深いほどスピードが上がるので、ホバリングと着陸だけなら、0-20度が使いやすいです。
地面から10センチ以内なら、うまく着陸できますが、1メートルぐらいだと、墜落転倒して、プロペラが曲がったりするかもしれません。
ディスアームして、プロペラが完全停止していることを確認する。
つづく