ラップタイム計測 RFlap

まとめ

レースのコース周回のラップタイムを簡単に計測できる

遠赤外線を使ったIRポンダーの進化形

VTXの電波で機体識別して計測

導入コストが安い!

immersionRCのLAPRF(2017年発売)

TBSの方が1年先行(2016年発売)バグトラブルあったが、最新版はある程度解消

まだ、公式レースイベントでは使用例が見当たらない

 

 

 


RFlapは

RFlapとはVTXの周波数5.8GHZで機体識別をして、数メートル以内に近づいたときに、タイム計測をするラップタイマーです。

 

写真と商品内容はこちらで確認できます。価格は約1200円程度です。安い!

 

本当に使えるモノなのか?
使ってみた結果、結構使えます。ただし、数10機を順番に飛ばして、全部、誤計測なしに運用できるかという点では、IRポンダーよりも信頼性は低いと思います。

(コースレイアウト、受信感度の調整で解決できると思います)

 

 


まず、本体は、ホットケーキの形をしていて、同じぐらいの大きさです。

 

中を上げてみると、VTX電波を受信する板ガムより一回り小さいフラットアンテナが内蔵されてます。

フラットアンテナなので、指向性が90度ぐらいでホットケーキの真上方向に受信感度が高いゾーンがあると思われます。

 


本体が電波を計測すると、iPhoneのAPPで結果を継続的に表示して、英語でタイムを読み上げてくれます。

 

 これが、ものすごく簡単で、便利でレースのカウントダウン、タイム読み上げのアナウンスも自動化されているので、個人で買うのもオススメです。

 

 

例えば、ヒートタイムを180秒に設定して、スタートボタンを押すと計測開始され、時間がくると止まります。

 

同時に、8機まで自動的に認識して、ラップタイム計測されます。

 日本では、電波法の関係で、3機までしか同時には飛ばせないのが残念です。

 

 


導入と使い方

最近、スカイグラウンドが1大購入したので、使用レポートと改造や使用ノウハウを紹介していきます。

※随時、更新予定

 


スカイグラウンドのAコースでスタート地点の計測点にRFlapを設置。上部を真上に置くのがスタンダードだと思います。

 

これで、機体を20mぐらいで直線的に真上付近を通過せてると、だいたいゲートの通過する高さの1-2mでタイム計測されます。
 

 たしか、ピーとかいう音がなり、何分何秒という英語のアナウンスが、iPhoneのアプリから放送されます。


ほぼ、確実に計測はされました。ただし、ゲートをくぐらずに、上空3-4mを通過してもタイムは計測されました。

 

 現在、レースで使用するIRポンダーだと、懐中電灯の光と同じで非常に狭い範囲で直線的に照射されます。それを、受光部のセンサーで計測してPCのソフトで認識してタイムを計測しています。

 IRポンダーと比べると、計測しすぎるエリアが広いです。

 

 実際、公認Aコースだと、スタート計測地点の横3m前後の上空をコースとして通過することがあります。

 これだと、誤計測されました。

 

 

 


これを解消する方法をあげておきます。

 

1つ目、RFlapの上面をスタート計測地点の内側から外側に向けて、45度、または10度ぐらいにして設置する。

 後ろ方向には、フラットアンテナの指向性で、受信感度が極端に低くなり計測されにくくなるので、それを利用します。

 


2つ目、RFlapの受信したくないエリアとの間に、屏風のような壁を設置します。

 この壁は、電波を通さないために、金網やアルミホイルを表面に貼り付けたものが良いと思います。

RFlapのすぐ後ろから上部を囲めばより指向性が高まると思います。

 


3つ目、コースレイアウトを変更する。

 

 計測ポイントは通常、直線の中間に置きますが、この通過エリアをできるだけ、その他のコースラインから離してください。

 

 最低5m以上は必要です。レース中の機体が、よろけて計測ポイントに近づいたり、VTXの電波が強かったりすると、誤計測されてしまいます。

 

改造ノウハウ

RFlapは、色々と、改造ノウハウが有るようなので、それも紹介していきます。

 

こちらのページを見てください。

 

 

 


RFlapを買ったけど、初期の導入設定でこまってしまってるひとは、こちらのページを見てください。