世界一のレッスン動画13-15 ドローンシミュレーター

ジョシュアが2015年にはじめたドローンシミュレーターの使い方から操縦レッスンの動画を紹介します。シミュレーターは無料版で利用できるFreeriderです。

その他のシミュレーターの紹介はこちらです。

 

 

レッスン13 フリップとロール 縦回転と横回転

牧場で練習するところからはじまります。

 

  1. 高度を高めに維持する。
  2. 反応速度(レート)を速くする。
  3. ロール練習。Freeriderの天井まで上昇して、45度ぐらいにロールする練習。右のスティックを回転したい方向に倒す。
  4. スロットルは、回転させる直前に全閉にし、回転が終わったらスロットルを戻す。スロットル設定は、全閉でもモーターはアイドル回転させる設定にすること。
  5. 次に、360度ロール回転する、
  6. フリップ練習。ロールと同様だが、右スティックを下方向に操作する。スロットルを全閉にし、ニュートラル状態でフリップすると素早く小回りの利いたフリップが安定してできる。
  7. 最後は、スロットルは一定でピッチで高度を調整する。
  • ゆっくりだと回転が終わらないうちに地面にぶつかる。
  • 回転したときに、目が回ったり平衡感覚がおかしくなって、操作ができないかもしれない。
  • できるだけ、反応速度を高めに設定して、1秒以内に1回転するぐらいで瞬間的に回転するのがいい。
  • 練習場所は、サッカー場とか野球場のような広いスペースがよい。
  • スロットル全閉でも、アイドル回転するのがドローンの基本設定。現在の通常は、エアーモード設定。エアモードがない時代はアイドルアップを使用していた。

 

 

 


レッスン14 フリップとロール 中級

  1. 上空まで上昇させて、スロットルオフで地面まで着地する時間をカウントする。
  2. ゆっくりとロールさせながら、地面を観察する練習。逆さまになっても、怖がらない練習。
  3. 同じことをフリップで練習。フリップのほうが感覚的に難しい。地面が見えず、空しか見えないときに機体の姿勢を想像できるように練習する。
  4. 回転の後半に、水平線を見つけて水平維持の姿勢に安定させる練習。
  5. レートを速く設定すれば、瞬間に開店するので、景色はほとんど見ずに感覚で1回転できる。
  6. ピッチ操作で水平線をつかむ練習

 

 動きに合わせた指操作が身につけば、景色を見続けなくても、瞬時に回転できるようになる。

カメラの視点がグラグラし、酔いそうになるが、きちんと視点を1点に固定するように機体操作をすれば安定した操縦ができたことになる。

 

肩に力が入らずにリラックスできるまでやる。最初は、頭がいっぱいいっぱいになるので、継続的に量をこなして、体が勝手に動くようになるまで練習する。

 

 普通の人間なら、回転すると同時に体が、それを逆に補正しようと傾きます。これを、体ではなく、機体操作で角度のズレを補正するように脳を教育しないといけません。

 

 立って操縦すると、自分がどのレベルかよくわかります。傾いたり、頭が動くようだとまだまだ練習が足りません。

 

 

 

 

 

 


レッスン15 障害物の上を前方転回する、サマーソルト

  1. フリップとロールで水平線が回転することに目をならす練習
  2. 3メートルぐらいの障害物の上を、スロットルオンで上昇する。
  3. スロットルをオフにすると同時に、ピッチフォーワードで前方転回する。フルピッチ。
  4. ぐるっと回して、空が見えて地面が見え始めたら、スロットル操作とピッチバックで水平に安定させる。
  • 上昇でスロットルを入れてから、上方向の慣性を使って転回するので、高度は上昇または水平で転回する。水平移動から前方転回すると、地面に向かって高度が下がって墜落する。スロットルダウンしないと、さらに逆さまの時に地面に向かって高度が下がる。
  • スロットルをオフにして浮遊しながら転回するのがコツ。
  • スロットルを抜いて、浮遊しながらピッチ操作することで、浮遊感のある転回になる。
  • 地面から上下、縦方向の動きの練習

 


世界一のレッスン動画

ドローン操縦のレッスン動画というば、これ以外にありません。

 

ドローンが世界的なブームになった2016年のことです。

 

 ドローンの操縦を、教習所のレッスンのように各パートに分けて、事細かく解説、手取り足取り教えてくれるひとは、ジョシュア・バードウェルだけでした。

 

 当時はドローンシミュレーターで良いものがなくて、どうやって練習すればよいのか、世界のみんなが困っていたところに救世主が現れました。

 

レッスン動画は英語ですが、今後日本語解説もしようとおもいます。

 


 

 とにかく、動画をみて操作方法を覚えることもできます。

 自分でFreeriderをやらなくても、操作方法だけならなんとなく理解できます。

 でも、Freeriderは無料のデモ版があるので、ぜひやってみてください。

 送信機はTaranis QX7なら120ドル前後で手に入ります。

 

 日本で公式レースにでるなら、技適マークがあるフタバの送信機を買いましょう。実機で飛ばすときにも、人目をはばかることなく使えます。

 

 

 

 


ドローンのフライトシミュレーターはどれを選べばよいのか、こちらに解説しています。

 

Joshua Bardwell

かれは、2014年頃からドローンをはじめ、ドローンのオタクから、現在は世界で最も有名なドローンエンジニアとして、プロ活動をしているひとです。

 

 組み立て解説の動画、設定の動画、商品レビュー、実機での操縦レッスン動画も配信している超有名人です。

 

 私も、ドローンのことのほとんどをジョシュアから学びました。