実際に自分でやる前に、上手な人の手順を動画でみれば、一気に上級者レベルの技能が学べます。
使っている道具や温度設定、やり方のコツなどが満載です。
初心者は、まず飛ばすことよりも、作ることができないと、機体を完成させられません。
また、意外と、ハンダ付けをきれいに、うまくやる方法を会得している人は少ないものです。
半田自体は200度ぐらいが融点なのに、こて先を400度まで上げておく理由は、基盤や配線、半田に一気に熱をうばわれてしまい、こて先温度がさがるのを防ぐ蓄熱のためです。
映像送信機のVTXには、+(赤)ー(黒)の入力と映像(黄)と音声の4本が出ています。
また、製品によっては、カメラ電源として5Vの電源出力+(赤)ー(黒)の2本があります。
【注意】
高級なVTXには耐熱性のシリコンワイヤーが使われており、ハンダ付けで被覆が溶けにくいですが、安いVTXなどは、塩ビの被覆なので、銅線にハンダを載せただけで、被覆が溶けます。特に、26ゲージの細い配線は溶けて、ショートの原因になりやすいです。
【対処】ハンダ付けするところから20mm程度だけシリコンワイヤーに替えます。
SBUSという通信方式では、電源の+ーとパルス信号の3本をFCのUART(通信接続端子)にハンダ付けします。
【注意点】Betaflightで、RXをオンにして、ソフト上もつなぐ必要があります。
被覆チューブは125度ぐらいで、熱で縮んでハンダ付けした銅線を絶縁するためのものです。
通常1m単位で切り売りか、色んな太さに対応した詰め合わせセットが販売されています。 通常は、黒ですが、赤、青、黄色、透明などもあります。大阪の日本橋、東京の秋葉原などの電子パーツ屋さんで買えます。
ヒートガンは、ヘアドライヤーの先が細いもので、局部を熱することで被覆チューブをシュリンクさせます。
一般的には、ライターの日であぶったりしています。
しかし、炎の温度が高すぎると、配線が燃えたり、変形したり、黒焦げになったりするので、ヒートガンがあると、とてもキレイでスマートな仕事が可能になります。
日本だと高品質な業務用で高いですが、海外ではホビー用の安い機種があります。