モーターは2205-2400KVから始める。
1年以内に2206系、そして2306系にステップアップする。
パワーを求めるなら2207系もありだが、2年以上の経験者以外は性能を持て余すだけ。そして、壊れる。
【一般的なモーター寿命】
【05系】
2017年現在で、入門者の練習機では、2205-2400kvのモーターが標準だと思います。(バイクなら250CCクラス)
モーターは全開で飛ばしても、真夏以外は暖かくなる程度で熱くはならず、連続で練習できます。
これで6ヶ月やれば、パワーもレスポンスも、物足りなくなります。でも、そこまで操縦はうまくないので、これ以上のパワーは不要と考えます。
ちなみに、2015年あたりでは、04系が標準でした。
2017年現在は、あえてこのクラスを選ぶことはないとおもいます。
非力で、扱いやすいですが、3セルバッテリー時代の仕様です。現在、価格も、それほど安くはないです。
入門者が最初、ホバリングを練習するには、パワーがありすぎて、墜落させるとその都度プロペラがお釈迦になります。
ペラは、一番不可がすくなくレスポンスが良い5x4x3がベストマッチングです。
5x4.5x3などは、ピッチがきつすぎて、パワー負けして、モータが熱くなり、ESCも壊れやすくなります。
【バッテリー】
20ドル程度の65cのバッテリーでも十分練習できます。
レースには、30ドル以上の70C以上はほしいところです。
それでも、全開では4秒ぐらいで電圧が急激に下がってガス欠になります。バースト(限界性能)の連続時間の性能が低い。
1年目の入門者が扱えるパワーの8割程度の性能なので、100%使い切れる性能です。
あとは、腕を磨けばタイムアップと上達が比例するのがよくわかります。
【06系】
価格はは16-30ドルぐらい。
1年以内の入門者が、ステップアップするときには、2206-2400kvにすれば、05系モーターの20%は速くなります。これなら、腕次第ではレースで入賞できます。
06とはモーターのローターのタテが6ミリということです。05は5ミリなので、20%増しということです。
パワーと耐久性のバランスがよいのはこのクラスで、2017年後半からはコレがライトな高性能機の標準です。
※パワーがありすぎることはなく、慣れれば物足りないでしょう。
(バイクなら400ccクラス)
ドローンのレースコースを周回練習できるようになったら、パワーとスピードが欲しくなります。
5x4x3のペラは、レスポンスは最高なので、このクラスのモーターでも使います。
でも、よりスピードを求めるなら、5x4.5x3ぐらいなら、モーターもそれほど熱くならず、ガンガン練習しても壊れないでしょう。
【バッテリー】
95C以上の30ドルクラスのバッテリーとベストマッチングでしょう。
65Cで20ドルクラスだと、3秒以上の全開(バースト)パワーは出せません。でも、通常のコースなら、その性能は必要なし。
腕で、カバーできます。
【07系】
そして、ヘビー級は2207系です。07とはコイルのところの高さが7ミリということです。エンジンならボアサイズ(横径)です。絶対的なパワーとトルクがあります。
(バイクなら1100CCクラス)
価格は25-30ドルクラスです。
COBRA 2207系、T-MOTORのF40やF60など高価なハイパワーモーターです。
5x4.8x3以上のモーターを回すには、このクラスのモーターのトルクが必要です。
【トラブルリスク】
モーターのアンペア消費が4個で120A以上となるので、ESCやモーター自体が壊れるリスクが大きくなります。
バッテリーを20%以下まで使用すると、1回の飛行でバッテリーが膨らんで、死んでしまいます。
【バッテリー】
2207クラスのモーター、サッカー場ぐらいの広さのコースなら、必須かもしれません。でも、異常な加速と最高速度の代償として、バッテリーが死にます。
最低でも95c以上で、40ドル以上のバッテリーでないと、普通に練習でもバッテリーが死にます。
50パックぐらいでモータが死んだり、ESCが火を噴くひとが多い)。
バッテリーとESCの寿命を削って、パワーを出しているレース本番用のモーターなので、使用法を間違えるとすご壊れます。
※原因、07クラスのハイパワーモーターで墜落、ゲート衝突で過電流が原因)
ブログなどで、1日で1個壊す人がいるが、コレ系のひと。
「買って、つけたら速くなる!という勘違い」は、財布に辛いものがあります。