ドローンの練習コースのつくりかた1

まとめ

  1. パイロンでつくる
  2. アーチ型のゲートでつくる
  3. フラッグを使う
  4. 木を使う
  5. 立体交差のタワーを作る。
  6. LEDネオンでつくる。
  7. ネットで囲う。

 


パイロンでつくる

三角のコーンはパイロンと呼ばれます。

 最初は一つだけで、ホバリングの練習をします。慣れたら、1つのパイロンの周りをグルグル回る練習。

 

 つぎに、2個を使って、オーバルコースをグルグルターンの練習ができます。縦向きと横向きの練習。

2点間の間は直線の加速の練習。更に、8の字ターンの練習を延々とやり続けましょう。一定の高度をキープする練習。さらに、スロットルを一定にキープする練習。

 

3つ目は、3個を正三角形に

置きます。感覚は5-10メートル。これは「定常円旋回」という、正三角形を真円になるようにグルグル回る練習です。

 

パイロンは水平の面での飛行練習です。

 

以上ができるようになれば、コースを飛んでみましょう。

 

そして、次は、縦の動きの練習につづきます。

 

FPVで使えるパイロンを買うには?

 

三角型のコーン

  •  高さ30-50センチの道路工事などで使っているやつ。
  • 1個の価格が高い。

 

 

 

 


ディスク型のコーン

  • 価格が安く沢山買える。
  • ゲートの下に置いても、高さが3センチぐらいなのでじゃまにならない。

 

 

色々な色が混ざっているのが一般的です。でも、下が芝生のグリーンだと、青や黄色は見づらいです。
補色(真逆の色)じゃないと、人間の目には見えないのです。

なので、ベストは赤です。
※信号機の色の対比を見れば、わかりますよね。



相当さがして、やっと見つけたのがこれです。50枚の赤だけのセットが買える。しかも、アマゾンプライムだから翌日届く。

ちなみに、スカイグラウンドのドローンレース練習会のコースづくりのために、3セット、150枚を先ほど購入したばかりです。価格的にもベストにちかいやすさです。

2017年9月現在。

 


フラッグで練習する

FPVのレースコースではフラッグを使ってコースをつくることが多いです。

 

上方向に逃げることができるフラッグは、楽に飛ばしやすいからです。

 

 万が一、右からはいるところを、間違って左から通過しても、壁にぶつかることもないので、安全です。

 

 フラッグの練習は、パイロンと同じです。ただし、フラッグの高さ以下を飛ばせることを目標に、旋回、オーバルターン、8の字ターン、三角おにぎりの定常円旋回です。

 

右回り、左回りの両方に違和感なく、正確に飛ばせるようになるまで続けます。

 

そして、フラッグでないとできない練習が、スラロームです。

高度を一定に保ったまま、左右にフラッグをかわすのは結構難しいです。

 

スカイグラウンドの公認コースにも、「3連スラローム」を入れています。

 

直線状に3つ並べるのが普通ですが、三角おにぎりの3本フラッグで「ジグザグのスラローム」という難易度の高いものもあります。

 

いずれも、「定常円旋回」をマスターしていないと、ろーするするだけで、まっすぐフラッグに衝突したり、Uターンしかできなくて、連続的にスラロームが通過できないということになりがちです。

 

スラロームは、ロールとヨーの複合ターンを、左右に切り返す基本的な操縦スキルが求められます。

 


FPVのフラッグを買うには?

 

レース用のフラッグは、日本のアマゾンでは売ってないですね。

 

世界中を探し回って、やっと見つけました!

 

 


アーチ型のゲート

アーチ型のゲートが、FPVレースのコースには必ず使われます。

 

実は、アーチ型のゲートは、とても難易度が高く、上級者でなければコース完走もできないのが普通です。

 

 

しかし、アメリカ、ヨーロッパでは、日本よりはるかにレベルが高く、ゲートがコースの基本となっています。

 

 


ただし、格安流用品として、ミニサッカー用のゴールを加工して、使う方法があります。

 

中国生産で中国から発送なので、不良品も多いですが、クレームを付けて良品を送ってくるまでがんばりましょう。

 

 

 

 


サッカーボールまで付いてますが、どうでしょう。


下の青いアーチ型のが日本でみんなが使っているものです。
折りたたむと、60センチぐらいの円になりコンパクトに収納できます。

 

下の青いアーチ型のが日本でみんなが使っているものです。
折りたたむと、60センチぐらいの円になりコンパクトに収納できます。

 

ただし、みんな何も考えずに、買ってしまって後悔するのが、色です。先ほども行ったとおり、緑色の芝生では、水色など、同系色すぎて、見えないのです。
 少々高くても、必ず赤を買いましょう。科学的な根拠があるんです。

 

 もし、赤土の地面なら、緑か青がいいでしょう。

 


FPVのゲートは実は、上の小さいものではありません。
とても難しく、地面とぶつかって機体を壊す確率も半端ではないです。

 

 

  

次回には、詳細と購入できるところをお知らせします。

 

見つけた機材のフラッグは、スカイグラウンドの公認コースで実際に使用されているので、イベントに参加して体験してみてください。