世界一のレッスン動画22-24 ドローンシミュレーター

ジョシュアが2015年にはじめたドローンシミュレーターの使い方から操縦レッスンの動画を紹介します。シミュレーターは無料版で利用できるFreeriderです。

その他のシミュレーターの紹介はこちらです。

 

 

レッスン22 ゆっくり正確な飛行

公園のジャングルジムで練習するところからはじまります。

 

  1. ホバリングをつかって超ゆっくりオブジェクトの隙間を移動する
  2. カメラの迎角を30度以下にする。
  3. 着陸の練習も

 

Tiny Whoopの練習のようにも見えますが、これが5インチのハイパワーでも同じことができるということです。

 

ゆっくりがスムーズ、そしてスムーズは速い

 

ジョシュアの哲学

 

 なかなか、こういう地道な練習をするひとは少ないと思います。

でも、これを練習すると、明らかに広いところでコースを回るのが、正確で楽になりますよ。

 


レッスン23 レーシング・ターン

  1. ドローンレースのコースの狭いコーナーを曲がる
  2. 入口、クリッピングポイント、出口のコーナーリングを理解する
  3. 進入地点、進入速度に注意する
  4. 出口のラインが見えたら全開加速
  5. 速く周るには、スムーズなラインで回ること
  6. アウトインアウトでできるだけ定常円旋回をつかう

 

  • コーナー入口から出口の方向にカメラを向けておく必要がある。コーナーが見えなくなるので。
  • 急激な減速には、内側へのロールとスロットルでのパワードリフトを使うといい。ラリーのドリフト走行と同じ
  • ストップアンドゴーよりは、ラインをあらかじめ読んで、定常円旋回でスロットルでラインをコントロールする。
  • コーナリング中はスロットルは前に進むよりも、機体の姿勢コントリールのために使用する。

レーシングカーのドライビングテクニックを勉強したほうがいい。

 

 素人は、動体視力とか反射神経とかいって、あとは根性で曲げるとか、わかってない人が多すぎて説明するのがもったいないぐらいです。コーナリングのラインは30センチ内のブレにコントロールできるように練習します。

 

 まずは、墜落率0%になるまで、ゆっくり練習。それから徐々にスピードを上げていき、限界が来たらラインを見直す。

 

 これの基本は8の字練習での定常円旋回が30センチの精度でできることです。

 


レッスン24 パイロンターン ロールとスロットル中心のターン

  1. 駐車場で練習。低空飛行は難しい。
  2. 墜落はやむを得ないほど難しい。実機だとやりたくない。
  3. ゆっくりスムーズの基本飛行は必須。
  4. カメラの視線コントロールも必須。
  5. 完璧な高度維持。
  6. 完璧な複合旋回が必要。
  7. 内側の頂点からできるだけ離れないでタイトにターンする。
  • ほとんど、ピッチフォワードしない。広い場所とはちがう。
  • 狭いところでは、ピッチでスピードコントロールして、ロールで曲げる
  • 単純なフラットターンをしないこと。ロールターンです。
  • ロールターンするときに浮力が減るので、スロットルオンで高度維持します。
  • 上達すると、スロットルで曲げる感覚が身に付きます。「スロットルターン」とも呼べる。
  • 上級者はナイフエッジに近いターンができるはず。実機のエアレースのパイロンターンはこれです。

 

 

スロー・アンド・スムースで!

 

 

 

 

 


世界一のレッスン動画

ドローン操縦のレッスン動画というば、これ以外にありません。

 

ドローンが世界的なブームになった2016年のことです。

 

 ドローンの操縦を、教習所のレッスンのように各パートに分けて、事細かく解説、手取り足取り教えてくれるひとは、ジョシュア・バードウェルだけでした。

 

 当時はドローンシミュレーターで良いものがなくて、どうやって練習すればよいのか、世界のみんなが困っていたところに救世主が現れました。

 

レッスン動画は英語ですが、今後日本語解説もしようとおもいます。

 


 

 とにかく、動画をみて操作方法を覚えることもできます。

 自分でFreeriderをやらなくても、操作方法だけならなんとなく理解できます。

 でも、Freeriderは無料のデモ版があるので、ぜひやってみてください。

 送信機はTaranis QX7なら120ドル前後で手に入ります。

 

 日本で公式レースにでるなら、技適マークがあるフタバの送信機を買いましょう。実機で飛ばすときにも、人目をはばかることなく使えます。

 

 

 

 


ドローンのフライトシミュレーターはどれを選べばよいのか、こちらに解説しています。

 

Joshua Bardwell

かれは、2014年頃からドローンをはじめ、ドローンのオタクから、現在は世界で最も有名なドローンエンジニアとして、プロ活動をしているひとです。

 

 組み立て解説の動画、設定の動画、商品レビュー、実機での操縦レッスン動画も配信している超有名人です。

 

 私も、ドローンのことのほとんどをジョシュアから学びました。