TYNY WHOOP タイニーフープ大百科

ポイント

BIG WHOOPのチームのメンバーがINDUCTRIXのブラシモーターのマイクロドローンを改造してつくったのが、TYNY WHOOP.

 

カスタムのレーシングドローンと同じ構成でFPVが楽しめる世界初の本格的なトイドローン。

https://www.tinywhoop.com/

気楽にみんなで楽しむのがタイニーのスタイルの良いところだと。

 

みんなが抱えてる問題をひとつ、バッテリーがバッテリー電圧が3.85vあたりでも自動でカットオフされるという。3.7Vぐらいまでは残量を使い切れるはずなので、ちょっと早すぎ。

 

フライトコントローラーをいいものに交換すると解決という動画です。

放電限界の安全弁が低くなるので、自己管理しないと、3.3Vとかになると、バッテリーが死んだりします。過放電注意。3.7V以上はキープするのが寿命を延ばすコツです。

 

飛ばして、電圧をはかって、何分何秒で目標電圧まで下がるかを調査して、飛行時間を決めてください。でも、飛ばしている途中で、停まったり休憩して飛行再開すると何分飛ばしたかわからなくなりますよね。

 

私は、OSD付きのフライトコントローラーを使って、リアルタイムの電圧と電流の動きを監視しています。

 

 

 

2017.1時点

 

 


【ノーマルのタイニーセット2017のだめなところ】

 

  1. モーターがホバリングぎりぎりの性能
  2. フライトコントローラーのジャイロなどが低レベルの安物
  3. 受信機が外付けのフタバ用だとレースで混信してだめ
  4. バッテリーが安物で練習用 Cレートがひくい、コネクターが2.0PHコネクターじゃない
  5. フレームが重い
  6. カウル(キャノピー)が重い
  7. プロペラが4枚で推進力弱い
  • 2018ではバッテリーコネクタが2.0PHに変わってるのもあります。 Tiny6Xというもの。これ、7ミリモーター仕様なのですでに別仕様。

入門用にオールインワンのセットは便利ですが、メーカーはいかに最低限のスペックで安く作って、安く売るかに全力を注いでいます。結局、全部、アップグレードパーツに替えるなら、最初から研究してマックスパワーにすべきです。

 

 5インチだと、最低レベルから練習したほうがいいけど、タイニーはもともとひ弱なので、マックス改造でやっと気持ちよく飛ばせます。

 

2018.10.24

 

 

 


【ビルダイブができるレベルのタイニーの作り方】

 

ノーマルのTiny6でやろうとしてもできないです。ホバリングするのが精いっぱいのパワーなので、落下させてから加速すると、もうスロットル全開でも地面に!

 

【最初からやるべきこと  2017仕様】

 

  1. バッテリー端子を2.0に交換する 必須(電流量が増大)
  2. バッテリーを2.0端子のものに交換する
  3. バッテリーを容量が小さく軽いものにする
  4. モーターを同サイズのkvの高いものにする  6X16㎜ 17500kv
  5. プロペラを3枚か、2枚にする スロットルレスポンスがいい2枚のほうがベター
  6. 受信機不要のFCボードに受信機内臓しているものに交換する (フタバだと受信機内蔵がないかも)
  7. 余計なカメラサポートとか、バッテリーサポートとか、おしゃれカウルを外す。ホットグルーで点付け

【もう一段上】これでキュンキュンぶっ飛びのタイニーになります。

 

  • バッテリーをCレートの高いものにする (50c以上)
  • バッテリーをHV ハイボルテージのものにする(4.25V)
  • 7㎜モーター用フレームにする
  • 7X16㎜ 17500kv モーターにする

 

 


 

【やるべきこと  2018仕様】

 

2017年時点で、最強仕様はもっと上があります。

 

  1. バッテリーは最初からハイボルテージ、ハイCレートにする
  2. モーターは7ミリのkvが高いものにする
  3. カメラ、FC、受信機一体型にする
  4. プロペラは2枚ぺらにする

 

いずれまとめます。

 

現在、再調査中...

 

2018.10.24

 

 

 

 

 

タイニーの便利アクセサリー


Tiny Whoopのチャンピオンシップ

 2017年頃から日本でも、タイニーのレースが行われるようになりました。正式なレギュレーションをつくって、ドローンレースの団体が主催するイベントが定型化されるようになりました。

 

 パワーやスピードはないですけど、お金や、法律規制、危険度、スペースなどの障害がないマイクロドローンなら、本格的な5インチのレーシングドローンの操縦や制作ノウハウが一通り、身に付きます。

 

 

 

 


タイニーが5インチ機と共通ノウハウで楽しめる点の具体例

 

 フルサイズのレーシングドローンとタイニーが共通である点は、具体的にあげると

 

  1. 使用する送信機が5インチレーシングドローンと同じ
  2. ゴーグルでFPVする点が同じ
  3. 微弱ですが、アマチュア無線の免許で使用する電波を使用してFPVする点が同じ
  4. フライトコントローラーの設定でベータフライトを使いこなす点が同じ
  5. リポバッテリーを使用して、充電や放電のノウハウが同じ
  6. 操縦の手順や操作感覚が同じ。自動モードからマニュアルモードまでまったく同じ。

 

 


タイニーが5インチほど危険はなく、経済的にも、ノウハウ的にも障害がない具体例

 なので、初心者には、いろんな面で難しい5インチでのハイパワーなレーシングドローンをやるための壁、障害、できない理由がなくなるのです。

 具体的にあげると、

 

  1. 3万円もする機体が不要 → 1万円以下
  2. 100メートル四方ぐらいの広大な屋外の空き地が必要 → 自宅の2LDKで飛ばせる
  3. フライトコントローラーの難しい調整や設定は不要 → 必要最小限の設定で使える
  4. 高価なバッテリーが不要 → 小型軽量の1セルバッテリーでpk
  5. ぐったりするほどたくさんのハンダ付け → コネクタを差し込むだけでよい
  6. ミカン箱2箱分の機材を持ち運ぶ → 送信機と機体で通勤のカバンでOK
  7. 自分や人にぶつかったり、手を怪我する → 微弱パワーでぶつけてもケガしない
  8. 暴走すると一瞬で行方不明でロスト → 半径20メートル以内だからロストしない

 

 

 

 

2017年当時のタイニー黎明期